入居審査において一番許可を出されやすいのは、やはり安定した収入のある正社員。
得体の知れない会社でなくて、特に有名会社に長年勤務の方や、公務員など保証のある仕事の方でしょう。
でもこのご時世、そんなに職業に恵まれた方ばかりではありませんよね？
会社を突然解雇されて、一旦家賃の安い物件に引越しを希望している方などは最近、珍しくもないでしょう。
その他にも就職氷河期などで中々職に就けず、就職浪人中の方。病気や怪我などで長期休暇を余儀なくされた方。
元々収入のない学制さんや院生の方。
そういった方々は「無職」とみられ、部屋を借りることはできないのでしょうか。
いいえ、何かと世知辛い世の中ですが、こういう時代だからこそ無職でもお部屋を借りられるパターンが増えてきているのです。
困ったときはお互い様、という訳でもありませんが、怠惰で働く気がない方と努力の上に働きたくても働けない方との違いというのは貸家人の方も分かってくれているものです。
しかし誰でもどんな状況でも許可するというものではありません。
中には、適当で借家人のその辺りの事情を調べない、ずぼらな大家さんや不動産会社も存在します。
しかし、そうは言っても大体の大家さんは自分の資産を貸すわけですから、その辺りは慎重なのが普通です。
大家さんが入居審査を慎重に行わない物件は逆に注意した方がいいかもしれません。
無職の方でも入居審査に受かるケース
- 親御さんご親戚が連帯保証人となる。
- 連帯保証人の収入が安定している。
- あらかじめ家賃を半年から一年分前払いする契約をしている。
- 現在無職であっても就職までの計画が土台にしっかりある方。
- 前職の中身が明確、実績もあり、すぐに次の職へつなげられる保証のある方。
挙げた条件に当てはまらない無職やフリーターの方でもお部屋を貸してくれる物件もあります。
また収入があったとしても水商売など不安定な職種のために入居を断られる場合もあります。大事なのは誠実さと信頼ですから大家さんや不動産会社の担当者には自分の経済状況をしっかりと説明しましょう。
無職でもお部屋を貸してくれるシステムの物件はこういった悩みを抱えている方達が多くなっているため、不動産会社で案件の問い合わせをしてみると良いですよ。