お部屋探しをして、色々な物件を巡り、とうとう気に入った物件が見つかったとします。
その後、その物件に住めるかどうかの「審査」が始まります。
大家さんと不動産会社から見て「入居させても大丈夫な方か?」という審査ですね。
物件や状況によって基準は様々ですがだいたいの基準は以下のような内容になっています。
経済面での審査
まず、基準となるのが定められているお家賃を滞納せずに払ってくれるか、払っていける経済能力があるかという点です。
毎月のお家賃の支払いは契約のごく基本的な部分です。これを守れない入居者では困ってしまいますので本人の経済状況を調べる必要があるのです。
事業の内容、職場の住所、年間所得、職場での役職、色々なことを書類に記載する必要があります。先にも記した通り、これはお部屋を借りるにあたって基本的なこと、記入は当たり前の流れです。
うしろめたい部分や書きたくない部分があったとしても嘘偽りのないように記入しましょう。
常識面と態度
収入が安定していても、部屋の使い方など事前の契約を違反するような方は大家さんとしては入居させたくないと考えるはずです。
生活する上でルールを守れる方か、トラブルを起こさない方かどうかという点を大家さんや不動産会社は見ています。
人柄、良識のある態度はもちろんとして、夜中にやってきて騒いだり、物件の前をたむろしてりする関係者との付き合いがないかどうかという点も重要になってきます。
以上の条件に合格すれば晴れて入居という流れになるでしょう。
早い場合は、1~2日、長くても4~5日で入居審査の結果が出るものです。もちろん、上記の基準に問題があれば、入居できないという場合もあります。
仕事などの都合上、入居日の希望などある方は早く契約を進めるためにも、審査が行われている間に必要な書類をそろえておくことをおすすめします。
書類によっては予約しておかなければ発行できないもの。期間のかかるものもあるので余裕を持って準備して下さいね。