入居審査を通らなければ部屋に住めないというのであれば、「連帯保証人になってくれる親兄弟がいない方」や、「以前の賃貸契約時に家賃を滞納したことがある方」は一生入居できないのでしょうか?
ずばり、答えを言ってしまうと「大丈夫」です。
安心して下さい。最近では保証人の代行というシステムがあったり、別途保証料金を払うことで保証人不要になる物件もあります。
また不動産会社が発行しているクレジットカードを作成して毎月の家賃を払うという形でカードの審査がOKであれば保証人不要のプランなんかもあったりしますので、その不動産屋や物件によって審査条件は様々です。
注意したいのは
- 過去に消費者金融、ローン会社からの借金がる
- クレジットカードの支払いが滞った経験がある
- 携帯電話の支払いで滞納したことがある
といった場合は、各信用情報機関に事故情報が登録される、いわゆるブラック状態になっていることがあり、新たなクレジットカードが作れないため審査が通らない可能性が高くなります。
消費者金融からの借入、クレジット・ローン、最近では携帯電話の端末代金の分割払いの滞納などの経験のある方は要注意です。
思い当たる節があり、どうしても住みたい物件が見つかったけど入居審査が不安という場合は申し込み前にしっかり自分の信用情報を確認しましょう。
自分の信用情報をサクッと無料で確認する方法
CIC、JBA、JICCなど各信用情報機関から情報を取り寄せるのには時間がかかりますし開示請求費用(有料)なので費用がかかります。
無料で今すぐ自分がクレジットカードを作れる状態なのかをチェックしたい場合におすすめの方法が、楽天カードの申し込みです。
機械審査を導入しておりスピーディーに審査されるので、自分の信用情報に問題がなければすぐに審査結果が通知されるからです。
実際の申込みから発行手続き完了の一例です。
・お申し込み受付のお知らせメール 09時50分受信
・カード発行手続き完了のお知らせ 09時51分受信
ご自身の信用情報に問題がない場合は、このように申込み完了のメールが届きます。
審査結果がすぐにでない、審査に落ちた場合は、何かしら信用情報に問題があると考えられるので、もう少し具体的な情報を得るために各信用情報機関へ確認することをおすすめします。
楽天カードは会費無料でポイントも溜まりやすいので、1枚持っていても損はしないカードです。いざ不動産会社に申し込んだときに、クレジットカードが作れない、入居審査が通らないことがないよう今後の安心を手に入れるためにも、一度自分のステータスを気軽に確認してみて下さい。
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家賃滞納履歴がある場合の注意点
家賃滞納した事があったり連帯保証人がどうしてもいないという方は、あらかじめ保証人不要物件を条件に入れて不動産会社にお部屋探しを頼んでみてはいかがでしょうか?
今までの家賃の滞納が原因で契約を断られてしまうとお悩みの方もいるでしょう。
そういう方の契約については大家さんが許可を出しにくいものですが、保証会社に保証料を支払うことで賃貸契約が結べることもあります。
これからは滞納を気をつけるというのであればそういった手もあります。滞納してから支払いまで数日遅延する程度であれば、次回引越し時の審査に大きく響くことはないですが、2、3日であっても滞納は滞納ですから、注意は必要です。
また、引越し先の賃貸物件が個人オーナーだったり、今お住まいの物件を仲介した業者や管理会社に関係なければまず大丈夫でしょう。
もし、保証会社経由での家賃支払いをしていて滞納があった場合に、次もたまたま同じ保証会社にお世話になる場合はもちろん影響は大きくなります。
入居審査の基準はさまざま
入居審査というのは何も法律で定められた規則ではありません。
ですから絶対的な条件ラインというものがなくその基準は色々です。しかし定められていないからこそ大家さんと不動産会社の考えひとつで入居できるかできないかが決まってしまいます。
別に大家さんも意地悪で言っているのではなく、入居者と信頼関係が築けるかどうか、問題を起こすことはないだろうかという点を心配しているのです。住人一人のトラブルは他の住人への迷惑にもなりますから。その時に問題を起こすような方に許可を出したとして責任をとるのは大家さんであり、不動産会社です。
いくらビジネスといっても信頼関係は大事です。
お互い気持ちよく暮らしていけるためにも契約にそぐわない行為は避けましょう。誠実な態度で接することは審査の許可以外に住み始めてからの円滑な人間関係を築くということにもつながります。