お部屋を借りるにあたり大家さん、不動産会社が行う入居審査というものがありますが、その中でも重要視されるポイントがいくつかあります。
注目すべきなのは入居者の収入と年齢でしょう。
学生さんやアルバイトのフリーター等で年齢が若い場合は連帯保証人がどれだけ信頼できる方かどうかというのが重要になってきます。
連帯保証人は家族、親類が理想的であり、安定した環境で働いていて、収入金額も安定している方が望ましいです。いくら高収入でも保証のない職業より、勤務年数か長く、転職なく同じ職場に勤めている方の方が優遇されることもあります。
入居審査は年齢が若いより高年齢の方が通りやすいのか?
そんなことはありません。
高年齢で職がなく年金生活を送っている方や、身体が悪く、勤務に支障が出る可能性があるとみなされてしまう方。そういった方々は入居審査が通りにくくなります。
職業をころころと変えがち、無職の期間が長かった方は要注意です。もしなにか致し方ない事情があるのなら、その旨をきちんと説明できるようにしておいて下さいね。どんな事情があったとしても相手方に納得してもらえれば問題はありません。
しかしこれはあくまでも基準ですから「自分は学生だから……」「もう高齢だから……」などと落胆することはありません。
年齢が若くても安定した収入、保証のある職業にお勤めの方は沢山いらっしゃいます。
高年齢でも蓄えのある方、信頼できる保証人のいる方はいるので例外はいくらでもあるのです。そして大家さんや不動産会社にしてもその基準は様々です。審査の厳しい住宅から審査の甘い住宅まで。入居基準は千差万別でしょう。
一番重要なのは入居者本人が信頼してお部屋を貸せる人物かどうかです。
常識のある生活が送れるか、他の住民に迷惑をかけることはないかなどを大家さんや不動産仲介業者はしっかりチェックしています。良識のある態度で礼儀正しく、嘘偽りのない対処を心がけることをおすすめします。